こんにちは、元浪費家主婦のゆうです。
皆さんは確定申告お済みでしょうか？
私は重い腰を上げてようやく先日夫と終わらせました。
去年まではクリニックや病院・薬局ごとに使用金額を書き出し入力していましたが、今年はマイナンバーカードとe-taxで申告を試みました。
さて、タイトルの「確定申告、不妊治療や妊婦健診は医療費控除の対象になる？」ですが
結論としては、対象になります。
ただし、私が今年マイナンバーカードを使って確定申告したところ、大事な注意点があるので是非最後までお読みください。
確定申告の対象となる医療費控除は何がある？具体例を紹介。
医療費控除は年間の医療費が10万円を超えた場合に確定申告をすることで受けられます。
またセルフメディケーション税制といって市販薬の購入額が12,000円を超えた場合にも控除を受けられます。
診療・治療費
診療や治療にかかったお金・処方薬代や通院のためにかかった交通費、食事代を含む入院費。針やマッサージ等も一部対象。治療のための義手・義足・松葉杖・補聴器・義歯・眼鏡などの購入費用。
妊娠・出産にかかる費用
妊婦健診や出産費用、通院のための交通費、不妊治療や人工授精の費用、妊娠中絶費用、死産や流産にかかる費用が対象です。
眼科にかかる費用
レーシック手術や角膜矯正療法などが含まれます。
歯科にかかる費用
歯列矯正の一部(審美目的は対処外)、金歯などの金を使った治療、インプラント治療等。
マイナンバーカードで申告する際の注意点は？
さて、ここからは実際に私が試みた結果、気づいた落とし穴についてお伝えします。
それは、マイナンバーカードに反映されない受診歴や窓口支払い額を訂正する必要がある！ということ。
マイナンバーカードを利用した確定申告ってどうやるの？
まずはオンラインでの確定申告の方法をおさらい↓
マイナンバーカードは2024年12月よりマイナ保険証として利用されることになりましたよね。
これと「マイナポータル」(行政手続きのオンライン窓口)を利用すれば過去の受診歴なども確認できるようになりました。
確定申告は、国税庁が運営するオンラインサービス「e-tax」から申告可能です。
「e-tax」と「マイナポータル」を連携させると紙の書面での提出が不要になり、スマホやパソコンで必要なデータを送信・提出するだけで確定申告が楽になる…とデジタル庁は仰っているんですが！
肝心のマイナ保険証は保険適用の受診歴は反映されているが、自費で払った不妊治療や妊婦健診の窓口支払額など一部反映されていませんでした。
マイナポータルとe-taxを連携しても一部は訂正・手入力が必要
保険証だから、それはそうなのですが保険適用でないが医療費控除の対象となる治療費分は自分でe-taxに追加入力する手間が発生します。
1ヶ月ごとにいくら使用したか計算し、差異があれば月毎に訂正。
あれ、これじゃ全然楽じゃない…？
確定申告をマイナンバーカードで申請、私の場合どうだった？
夫と協力して申告をしましたが、その所要時間はおよそ3時間…
マイナンバーカードに反映されない窓口支払い金額はおよそ10万円分。
マイナンバーカードがあれば過去の受診歴が反映されてサクッと終わると高を括っていた私、まさかこんなに大変だとは予想だにしない展開で大混乱でした。
しかもある程度別日に夫が事前に基本情報を入力していてくれたにも関わらず3時間です。
反映されない受診歴があるとは知らなかったので、まずその時点で混乱しなぜ反映されないのか調べ、該当項目を洗い出し訂正していくのが大変だった。
念の為実際の支払額とマイナポータルの情報が一致しているのか確認したから差異に気づけましたが、当初の私のように全部反映されてるでしょ？と思っていたら確実に損してましたよね…。
マイナポータルと連携して確定申告ができるよ！と謳っているなら、注意点も大々的に国民へお知らせしたらいいのに…
確定申告という、国民側が情報や注意点を把握して損のないように自ら申告していかないと損するスタイルはなんとかならないものかなぁ。
だって10万円分の差異ですよ。
不妊治療や妊婦健診で私の医療費は去年30万円ほどかかっているので医療費控除はとにかく重要。
まとめ
と、いうわけで我が家の確定申告は終了！終わると気持ちがスッキリしますね〜
今回マイナンバーカードを使用した確定申告では
不妊治療や妊婦健診なども医療費控除の対象となるが、マイナポータルで反映されない支払額は訂正入力の必要あり！
ということを私は学びましたね。
しかし年に1回なのでこの学びを覚えていられるかどうか…
来年度は出産費用等の申告もあるのでまた大変そうです。
