こんにちは、ゆうです。
最近は育児に追われて本を読むまとまった時間を取れませんが、気になっていた本を読み終えました。
その本は『世界に一流は「休日」に何をしているのか』、著者は越川慎司さんです。
Xで紹介されていてすぐに図書館で予約しました。
(予約してから順番が回ってくるまで数ヶ月はかかりました💦)
私は休みになればスーパーで買い物するだけで一つの行事をこなした気持ちになり疲労するので世界の一流はどう過ごしているのか興味津々。
世界の一流が休日にしていることとは?
日本で働いているとあるあるですが仕事のノルマに追われていると「休めたら休む」という考えになりがちですよね。
しかし、世界の一流たちは「疲れたから休む、ではなく疲れる前に休む」「休めたら休む、ではなく休みのために仕事をする」という考えなのだそう。
そして休みに趣味や家族との時間を楽しむために、仕事のスケジュールを逆算する事で、業務効率を高めている。
日本では仕事と私生活を対立構造と考えるが、彼らは両方のクオリティを上げて満足度を高めることを目指している。
休日の楽しみがあるから平日の仕事が頑張れる。
では、彼らは休日にどのような過ごし方をしているのでしょうか?
是非参考にしたいと思ったものを抜粋してみました。
休日は自己効力感を高める
世界の一流は休日を使って仕事のモチベーションを高めるべく自己効力感(自分に自信を持つこと)をアップすることを意識している。
休日に何か大きなことを成し遂げる必要はなく、大事なポイントは行動ハードルを低く設定し、簡単な目標で「なにかを少しやってみる」を続けることである。
自分と向き合う
休日に世界の一流は自分省察の時間を持っている。
自分自身と向き合い、自己理解を深めていく(自分の価値観や思考パターンを客観的に見つめ直す)ことで、「どうすれば、もっと良くなるのか?」とと考える。
将来のことを考える
肉体的にも精神的にも、今後の展望に目を向ける。
自分の行動や人生の優先順位を見極め、自分自身を客観視して軌道修正を図っている。
所感
この本は読むタイミングが自分の近況と合わず、できれば産休育休前か終えた後に読むのがベストだったろうなと思いました。
図書館で予約してようやく読めた本ですが、ベストなタイミングで読めなかったことは図書館で借りることのデメリットを感じたかも。
また、土日休みのビジネスマンをモデルに話が進んでおり、私のようなシフト制の人間(ましてや今産休中で休みといえど休みではない)にはどうしたらいいんだ?とは思いました。
二日連続休みは月に1〜2回だから、休養と教養で分けて過ごす方法は取れないかもしれません。
さらに、必ず期限内に仕上げようとスピードアップした結果、余裕がありそうだからと他の仕事も任されるなんて事も日本の職場でありますよね。
でも、仕事と休みに対するマインドは非常に参考になりました。
今週はゆっくり休む時間が取れそう、という考えよりも「このように過ごすために仕事を仕上げる!」と取り組んだ方が仕事のパフォーマンスが上がるうえ、休みを自分の計画通り過ごせる確率も上がるわけですね。
ただ、ここに育児が加わったらどのようにしたらいいのだろう?
「自分で計画して、自分で決めた時間を自分で使う」という時間自律性を意識することが大事と言うけれど、果たして子供中心にまわる生活でも成り立つのかしら?
時間自律性のために優先順位をきめ意味のないことをやめ時間がダラダラと過ぎるのを避けると書いてあり、確かに時間術に関する書籍にも同じことが書いてありますが、もはや私の今の現状はダラダラと時間が過ぎるような行動をすることすらできてません。
ちょっと愚痴になっちゃいましたが、仕事復帰した際に「休みの日を楽しみにして仕事に取り組む」は実践してみたいと思います!