こんにちは、アラサー主婦のゆうです。
最近は育児に追われ、なかなか読書を進められない日々ですが、二週間かけてようやく心待ちにしていた安達茉莉子著「私の生活改善運動」を読みました。
この本はずっと読みたかったのに、図書館の予約で前の人が何週間も延滞していたようでかなり待ちました💦
この本は2022年、つまりコロナ禍に初版が発行されています。
この時期、私も含め皆さんも生活が一変しましたよね。
著者の安達さんも、コロナの影響・変化について触れており、それを転機として新しい生活・チャンスを掴むきっかけと捉えたそうです。
安達さんは知人のYさんの「幸せな方を選ぶ」「自分自身の違和感や不快感を放置しない」「(自分に)ちゃんと適切なものを与えねばならぬ」生き方をみて、自身の生活改善運動を始められたそう。
自分を大切にする
忙しさに追われ、自分の衣食住は「これでいいや」で選びがちだった私。
この本を読むと、今身につけているもの、食べるもの、住む家が本当に適切なものか考えさせられます。
「人生は一回しかない」、だから幸せになれる方を選ぶ。
「自分で自分の生活を作り始めていく」
この言葉はズシンときました。誰かが自分は自分の経営者なんだと話していたのを思い出しました。
自分の責任者は自分なんですよね。だから責任もって幸せにしてあげないと。
+雑感
安達茉莉子さんの文章が心地よい。私には文才がないけれど、例えると春の夕方に涼しい風に当たりながら景色を見ている時の感覚を、この本を読んでいる時に感じる。
私はその感覚を求めてこの方の他の本も読んでみたいと思った。
勝手な印象ですが、著者の安達さんは調べても年齢は出てこなかったけれど私と大きくは離れていないのではないかと推測しました。
だから共感しやすかったのかな〜なんて思ったり。
絶賛新生児子育て中なので1日の大半が自分ではなく子供に時間を費やしている私ですが、この本を読んでいるときは妙蓮寺の街並みを想像したりして、心が穏やかになれました。
本当はもっとこの本の魅力を書き尽くしたいけれど、内容を書くよりもこの本のなかにある穏やかな流れを読んで感じてほしいと思います。
タイトル通り、自分自身のこと、生活のことを見直したい方にぜひ読んで頂きたい1冊でした。